H6のウィメンズシャツ
衿まわりが重要とされるメンズシャツで培ってきたノウハウを活かして、レディースのシャツを作りました。
衿元に立体感を持たせる型紙と縫製で、第一釦を外しても衿元が開き過ぎず自然に首に沿うように洗練された雰囲気を目指しました。
衿はメンズパターンから派生させた製図方法で、レディースのネック寸はメンズに比べて小さいので、台衿のカーブを作るのが難しくなります。一般的に棒状(まっすぐ)に近い形になるのですが、可能な限り立体を意識した製図にしました。衿の表と裏が綺麗に重なるようにシャツ工程ならではの一手間を入れて縫製しています。
着こなす場面に応じて台衿のボタンをとじて「キチンと感」で着まわしたり、ボタンをとめずに「ラフさ」を出したりと着こなしの幅が広がります。
もともと肌着から派生したシャツ、
その名残から肌触りを意識した縫製方法で
・縫い目の始末
・針目の細かいステッチなど
シンプルに見えてたくさんの工程があります。
一つ一つに培ってきたノウハウが有りHITOYOSHIの得意とするメンズシャツの縫製工程を踏んでレディースのシャツを作りました。
素材は「自分で育てるシャツ」をテーマに何回も何回も洗って決めた素材です。
『変わらないもの』を大事に、『いつの時代も色褪せないデザイン』を心掛けているH6のウイメンズシャツです。