おすすめの白いシャツ SSTP.1
白いシャツを創るプロジェクト
プロジェクトが始まってから試作したシャツを洗ったり、アイロンを掛けたりの繰り返し。
扱い方ひとつで生地は本当に表情や着心地が変わります。
着用の繰り返しの中で自分だけの愛着のあるシャツが生まれます。
いろんな想像をしながら試作を続けています。
クローゼットの中からいつも手に取ってしまうお気に入りのシャツがありますか?
毎日着ていて楽しいシャツとはなにか?
着れば着るほどに愛着の持てるシャツを創る旅に出ました。
白い生地を染めてみました。白いベイスに染粉を落とす、白はすべての色を引き立てます。
実験的に、日記的に自分たちの着たいシャツを考えながら、
いわば 自らのユニフォームを作るプロジェクト
〝白いシャツ″というタイトルですが白だけにこだわる訳ではございません。
基本の色で、最初の一歩を踏み出しました。
楽しむことは、私たちHITOYOSHIのモノづくりの出発点なのです。
日々の様々な場面において、いろんな表情を見せてくれる1枚のシャツ。
洗いざらしをそのまま楽しんだり、きちんとアイロンを掛けたシャツも着る場所を想像しながら創り上げています。
私たちは、シャツをコミュニケーションツールのひとつとして考えています。
あの素敵なレストランに着て行きたい、あの素敵なストールに合わせたいシャツ、
シャツを楽しむことは、自分を楽しむことなのだと。
オフィスの中庭は洗ったシャツがあたりまえの風景のように吊るされています。
HITOYOSHIではおろしたてのシャツを洗ってから着こなしたいメンバーが多数です。
大好きなジーンズのように自分の体に馴染ませたいんでしょうね。
「自分で育てるシャツ」というサブテーマも生まれました。
ワタの段階から常にテンションを掛けられている綿糸、
すこしでも綿にストレスの少ない染色や加工方法で生産された生地をつくれないものか?
綿糸の気持ちを考えながら、生地の開発を進めました。
生機、毛焼糊抜、精練、晒 (サラシ)の工程を細かく分ける事で綿のテンションを解放し、
晒(サラシ)の工程で綿の親水性を高める為に可能な限り不純物を取り除きながら、白度出す方法や、
昔ながらの染色方法を試してみたりと「ものづくり」の現場に通わせて頂きました。
私たちは、2016年6月からこれまで多くの時間を費やし多くの会話の中から生まれた
「着てみてはじめてその違いがわかる」語れる6種類の白いシャツをご紹介します。