エーゲ海特有の風土で育った、原綿の良さが際立つメランジ鹿の子ニット

Izmir Cotton

2020年10月末に起きたエーゲ海地震のニュースが記憶に新しいエーゲ海に面するトルコ西部に位置するイズミルは、「エーゲ海の真珠」とも称される美しい街で、イスタンブール、アンカラに次ぐ規模の人口を抱え地域最大の港湾都市としてもヨーロッパへの輸出玄関口に位置づけられています。

トルコはインドに続くオーガニックコットンの産地としても知られており、イズミルを中心とするエーゲ地域、アンタルヤ・アダナを中心とするチュクロバ地域とシリアに隣接する南東アナトリア地域の3つに大きく分類される棉花産地があり特にイズミルを中心とするエーゲ地域は、夏は少雨で日差しが強く乾燥し、冬は温暖で一定の雨量がある典型的な地中海性気候に属しエーゲ海から吹く風の影響もあり恵まれた土壌で育てられた棉花は収穫期には丁寧にひとつずつ手摘みされます。

イズミル産の棉花は原棉自体が白く発色性に優れていると言われており、近しい色合いに染め分けられた綿を混ぜ精紡交撚された杢糸で編み込まれた鹿の子ジャージー生地は独特の色合いと鹿の子特有のドライな風合いで着るほどに心地よさが増しカラダに馴染んでいきます。DENIMと相性の良いホワイトメランジ・グレーメランジ・ブルーメランジの3色をご用意しました。