アメカジを代表するアイテム デニムジーンズをオマージュ
高度経済成長を背景に、世の中が大量生産・大量消費の時代でもあった70年代の終わりに創業しあたかも今日の国産デニムブームを予見したかのような徹底的にこだわったモノづくりで持続可能な国産クラフトジーンズの礎を創り上げたと言っても過言ではない職人気質の工場が岡山にあります。
ジーンズに込めたモノづくりへの高い意識と心意気に共感すべく今回私たちは、とりわけ綺麗なシルエットと言われているある1本のジーンズをお手本に自分たちが思い描く古き良きヴィンテージジーンズをオマージュして創りました。
とは言え私たちの専門外アイテム。
生地・縫製・加工には、それぞれの特性を活かした国内スペシャリスト様にご協力いただきました。
まずはベースとなる生地選び。
デニム生地と言えば、多くの人が知る国内外での評価が高い2社のうちの1社の協力を得て、経緯ともにムラの長さ/太さ/ピッチがランダムで極めて自然なムラ形状の6番単糸をZ撚りし打ち込み本数もシャトル織機の限界まで打ち込んだ経64本×緯48本の正統派3/1右綾の15ozセルビッチデニムを織り上げてもらいました。
その昔シャトル織機で織られた生地を間違えないよう納品先へ納めるための識別手段として、耳と呼ばれる部分に
色糸を織り込んだものをセルビッチと呼んでおりリーバイスの赤耳、リーの青耳 ラングラーのゴールド耳などが有名ですが私たちのデニムも珍しいピンクの綾耳になっています。
また糸染色にもこだわり、染色機のMAX濃度でもあるロープ染色インディゴピュア10回染をした藍色の特濃色は繰り返しの洗濯において、混ざり気のない極めて綺麗なブルーに色落ちし擦れやシワによる濃淡のメリハリも出てきますので自分なりの経年変化も楽しんでいただけるかと思います。
次に縫製。
フィット感を左右するバックヨークの縫い合わせの糸を、オレンジステッチとイエローステッチに色分けしたりバックサイドのセンターベルトループを中央にするのではなくわざと左にずらしたオフセットループやリーバイスがはじめたとされるコーンシールド・リベットと呼ばれる隠しリベットなどなど見える部分のディテールやステッチは誰が見ても判り易い、古き良きヴィンテージジーンズを思わせる創りにしています。
ジーンズの顔と言われるパッチも革にH6のロゴを刻印したものを別注し、右バックポケットにはさみこまれたリーバイスで有名な赤耳タブにはH6の6の文字だけを入れてみました。
仕上の風合い出し加工においても、事前に洗濯収縮を考慮した型紙を縫製してワンウォッシュ(4091-021-X01)していますので生デニム特有のゴワゴワ感もなくお届け後にそのまま履いていただくことが可能です。
またワンウォッシュの他に、バイオ加工(4091-021-X02)したものもご用意しておりますのでお好みに応じ自分だけの履きこんだジーンズに育てていただけると嬉しいです。
One-Wash(4091-021-X01) ¥15,400(税込)サイズ30/32/34
Bio-Wash (4091-021-X02) ¥19,800(税込)サイズ30/32/34
股上は「ふつう」やや細めのストレートで綺麗なシルエットに仕上がっています。
※ご購入の際は、サイズを必ずご確認ください。
※デニムの寸法や色落ちの仕方には、個体差がありますので予めご理解ください。
※弊社では、裾上げサービスは行っておりませんので、予めご了承ください。
140ポイント ~ 180ポイント還元(登録会員様のみに付与されます)
4091-021
H6の15oz セルビッチデニム One-Wash&Bio-Wash
¥15,400 ~ ¥19,800 (税込)